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リスク分散を考える


リスク分散とは

普段、何気なく生活している分にはあまり気づかないものですが、私たちは様々なリスクに囲まれて生きています。例えば病気、交通事故、火事や地震など・・・。
そのような“万が一”の時に備え、健康保険や生命保険、火災保険などに加入するなど、みなさんの
生活のなかでも“リスク分散は欠かせないもの”となっているはずです。

投資についても同じ事です。一生懸命貯めた資産が、何らかの原因で目減りする、最悪の場合は失ってしまうなんてこと、考えただけで恐ろしくなりますよね。。。

そこで投資に対する「効率の良いリスク分散」を考えなくてはいけません。
株式をやっているのなら、同じ株に全資産を投入する方はいないと思いますし、投資で資産を増やしたいと考えている人が、預貯金のみに頼っているという人もいないと思います。
リスク分散こそが投資の基本なのです。


ポートフォリオを構築する

「ポートフォリオ」(Portfolio)とは、一般的に保有資産の分散・組み合わせという意味で使われています。
資産運用を考える場合、資産全体の状況を把握し、計画的、効果的な運用をします。
ある商品に投資する際、リスクとリターンはどの様になるのかをしっかり検討してから購入してください。

金融商品は以下の3つの性質に分ける事ができます。

1、換金性 ⇒ いつでも現金化できるかどうか
2、安全性 ⇒ 値下がりや元本割れのリスクがあるかどうか
3、収益性 ⇒ どれくらい増やすことができるか

これらを同時に満たす商品はないといってよいでしょう。そう、
世の中に万全な資産はないのです。換金性や安全性を追及すると収益性が低くなり、収益性を追求すると換金性と安全性が低くなります。

○換金性 ⇒ ×収益性
○安全性 ⇒ ×収益性
○収益性 ⇒ ×換金性、×安全性
 

よって、性格の異なる様々な金融商品をうまく組み合わせて運用する事が大切になるのです。

個人の資産は以下のように分類され、それに応じた金融商品を選ぶ事が必要です。

流動性
資金
日常生活の資金の出し入れや、いざという時、すぐに引き出せることができる資金。目安は生活費の3か月分です。
いつでも現金化可能な商品で運用します。
普通預金
通常預金
MRF、MMF
使用予定
資金
先々使用する予定が決まっている資金。(教育資金や結婚準備資金など)
各費用の支払い時期に現金化が可能な商品で運用します。
債券
定期預金
公社債投信
確実性
資金
安全性重視で運用する資金。一定期間据え置く前提で、いつまでにいくら必要かがはっきりしている資金。
元本保証型商品、もしくはそれに準ずる商品で運用します。
金利上昇時
→変動金利型商品
金利下降時
→固定金利型商品
利殖性
資金
収益性重視で運用する資金。元本割れ、値下がり等のリスクを取っても高い収益性を狙いたい資金。
金利動向、相場状況に合わせて商品を選択します。
株式投資
投資信託
外貨MMF
外貨建て投信


上記4つの資金に分ける前に、「現金」「預貯金」「有価証券」をはじめ、
現金化可能な金融資産の総額を出します。次に、これを4つに分けていくのですが、まずは、

1、「流動性資金」と「使用予定資金」を別に分ける
2、残ったお金を「確実性資金」と「利殖性資金」とに分ける

本来、確実性資金と利殖性資金への配分割合を決める上で、
最も重要なのは、目標利回りと本人の性格など含めた「リスク許容度」なのですが、これは個人によって事情が異なります。通常は年齢が高くなるにつれて、確実性資金の割合が高まります。また、運用資金の総額が大きくなればなるほど利殖性資金の割合が上がります。

参考までに・・・
収益性を重視する傾向の強い米国では、確実性資金が「本人の年齢」%、利殖性資金が「100−本人の年齢%」というのが一般的な配分比率と言われています。30歳なら確実性資金30%、利殖性資金70%という比率になります。

上記を参考に、ご自身にあった投資スタイルを見つけ出してください。


次は → 72の法則 






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