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インフレとデフレ


インフレとは

インフレ(インフレーション)とは、景気が良く、商品がたくさん売れ、世の中の金回りが良くなっている時に起こる現象です。
景気が良い時には、企業も家計も収入が増え、フトコロ具合は緩んでいきます。需要と供給のバランスで言えば、供給を上回る需要が続けば
モノやサービスの価格は高まり、お金の価値が相対的に下がってきます。

具体的に言えば・・・
100円で買えたパンが150円になってしまう・・・
すると、お小遣い1,000円の人は、今まで10個買えたのに、6個しか買えません。
1,000円の価値が3分の2になったということです。
それでも、景気が良くてお小遣いが1,500円以上になったとしたら、あなたにとってメリットはありますよね。

インフレは、物価上昇及び需要超過により企業収益は改善し、それに伴って賃金水準も上昇するので、
「緩やかなインフレ」が経済に取ってベストだといわれています。

しかし、インフレは
モノの価値が上がり、お金の価値が下がることなので、例えば、100万円の現金を持っていたとして、5%のインフレが続くと20年後には、その現金の価値は37万円の価値になってしまいます。
お金をうまく投資せず、タンスにしまっておいたなら、こんな事にもなりかねません。

物価上昇率(インフレ率) 2% 3% 4% 5%
20年後の現金価値の下落率 33% 45% 55% 63%


デフレとは

インフレと逆の状態になるのがデフレ(デフレーション)
モノの価値が下がり続け、お金の価値が相対的に高まるから、人はお金を使うのを控えて、もっと安くなってから買おうとする行動につながっていきます。

具体的に言えば・・・
ハンバーガー1個150円だから、コンビニでパンを買って済ませよう・・・
企業は150円だと売れないのでハンバーガーを100円にする。

企業はモノを作れど安くしないと売れない訳で、そうなると値下げや従業員のリストラを断行することになります。
バブル崩壊後の不況が続いてきた日本がこれに当たります。

モノが安くなって喜んでいても、企業が倒産して失業したり、給与がそれ以上に目減りしてしまえば、経済はさらに縮小方向へ進んでいきます。


インフレとデフレ、どちらにメリットがあるか

インフレは好況のイメージがあり明るい感じですが、デフレは不況のイメージが付きまとい、暗い感じがあります。インフレとデフレ、それぞれにメリットとデメリットがあリますが、ここでは企業や経営者の立場でなく、個人としての視線で考えたいと思います。

<インフレ>
借金をしている人にはメリットがある

お金の価値が下がれば、あとから返済する時の負担もそれだけ楽になります(※固定金利で借りている場合)。
逆に変動金利の場合は、実質負担は減っても金利が上昇し、さらに苦しくなるケースもあります。また、住宅ローンの金利が上昇し、ローン破綻者が増えます。(固定金利でも、5年固定金利だと、5年後以降の金利が上昇し、支払い負担が増大します)

日本の借金が減る
770兆円とも1000兆円ともいわれている日本の莫大な借金が目減りすれば、減税もある!?

<デフレ>
預金保有者にとっては資産の実質価値が上がる

お金の価値が相対的に高まるので、実質的にはお金が増えたことと同じになります。

物価が下がるので安くモノが手に入る
100円マックや牛丼価格競争などは、消費者にとって嬉しいことですよね。


その他、様々な方面からメリット・デメリットがありますが、どちらにせよ行き過ぎは良い結果を生みません。
現在の状況を把握し、投資スタンスを決めるのが、お金を増やす大前提となります。



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